11月5日、
小2長女が「日能研」の全国共通テストを受験しました。
(6月のテストに続いて、今年2回目です)
今回のテストの内容・結果と感想を書いていきます。
また、中学受験について思うことは
最後に載せています。
前回(小2の6月)のテストの記事は以下をご覧ください。
今回の成績
前回6月に受けたテストは、
思ったよりいい成績だった長女。
(上位4%くらいでした)
しかし、今回の成績はというと…
受験者数 5482人中
国語 2816位
算数 1127位
2科目計 2113位(上位40%くらい)
でした。
【テストの成績↓】
本人は、
前回よりも上に行きたかったそうですが、
そうは問屋が卸しませんでした。
最近、スマイルゼミの日々の課題以外は、
学校の宿題をやるしかしていなかったので、
そんなにいい成績は取れないだろうなあと、
両親は思っていました。
元来、負けず嫌いな長女なので、
今回の成績を受けて、
本人の反発力に期待です。
ただ、親としての本音は、
小学2年生が
2時間近くテストを受けているだけで素晴らしいと思うので、
のんびり構えています。
国語は得意、だったはずなのに…
次に科目別に見ていきます。
国語は、本人は得意(好き)なのですが、
なんと平均点より下でした。
(前回は上位2%でしたので落差が激しいですね)
ただ、漢字の問題は満点。
スマイルゼミの効果は抜群です。
問題は、それ以外の部分です。
問題文を読まない
大問の1問目が
「”生き物”を組み合わせて、
新しい”生き物”を作り、その特徴を説明してください」という問題。
例えば、「アリ」「リス」をくっつけて、
「アリス」みたいな感じでしょうか。
面白い問題ですね。
ただ、長女は何を勘違いしたか、
”生き物ではないもの”を組み合わせて、
新しい食べ物を作っていました。
早とちりする傾向があるので、
生き物という前提を忘れたんだと思います。
問題文の前提が「生き物」なので、
これは×ですね。(おそらく0点)
ただ、その長女の回答はユニークなもので、
なかなか面白いものでした。
問題文はしっかり読まないとね。
ただ、回答は面白いね!
テストでは×かもしれないけど、
この答え、パパは好きだなあ
と伝えました。
本人は反省していたようですが、
視点はユニークなので、
そのまま伸びてほしいと思います。
文章題はやはり長い
文章題は、やはり長いです。
読み終わらない子もいるんじゃないかというくらいの分量でした。
長女は読むのは速いので、
時間は余ったそうですが、
少しミスが出ていました。
内容としては、
前回(6月)より登場人物は少ないものの、
想像力が必要な物語でした。
絵や写真が入っている本や図鑑を
見るのが好きな長女ですが、
文字だけの本はほぼ読まないので、
回答を見る限り、
正確な情景を思い浮かべることができなかったかもしれません。
今後は、もう少し長めの物語(文字だけの)を読ませようと反省。
実は、前回のテスト時も同じ反省していたのですが、何も実践していませんでした。
(これは親の責任…)
なので、今回のテスト後の今は、
毎晩、「読書の時間」を設けています。
と言っても、学童の後になるので、
寝る前に5分から10分ですが、
字だけの物語を読む時間にしています。
この時間は、本人だけでなく、
両親も本を読むことにしています。
算数は平均より少し上に
算数は、
成績としては上位20%くらい。
長女は算数に少し苦手意識があるので、
結果としてはまあまあだと思います。
前回同様、
繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算を
間違えていました。
何回も「検算しなさい」と
言っているんですが、
なぜやらないのでしょうか…。
それ以外の問題はほぼ難しくないのですが、
ここでも問題文を読まない悪い癖がでて、
記号で答えなくてはいけない問題を、
文章で答えるというミスをしていました…。
大人でも難しい問題も
ただ、最後の大問は難しく、
大人でも解けない人がたくさんいると思います。
ただ、その最終問題でも7%の子が正答しているんですね。
恐れ入りました。
長女は最終問題は間違えていましたが、
振り返りではヒントを1つだけ与えると、
すぐに解けて拍子抜けしていました。
算数って、
一つのきっかけに気付けるかどうか、
そういう引き出しを持っているかどうかが、
かなり大事ですよね。
新しい算数の問題集をやりはじめました(2024.2追記)
算数がどうも苦手な長女。
本当に苦手、というより、苦手意識を持ってしまっているようです。
これはしっかり伴走しないと今後苦労するなと思い、
新しい問題集を探し始めました。
(算数が出来ないと、中学高校でも本当に苦労します)
そこで見つけたのが、
「最高クラス問題集」(旺文社)です。
各単元ごとに、
とても簡単な問題から難しい問題までそろっていて、
とても良質な問題集だと思います。
今のところは、1日2ページだけですが、
一人で解いて、一緒に答え合わせをして、というリズムで
少しずつ進めています。
これで算数の楽しさに気付いてくれたらいいのですが…。
やはり日能研全国テストのシステムはいい
前も書いたように、
答案用紙はスキャンして、
データ上で採点、
原本は持ち帰って復習に使用する、
というシステムでした。
ということで、
記憶がまだ鮮明なうちに、
長女と一緒に全問振り返りをすることができました。
一緒にやってみると、
間違えた問題のほとんどは、
本人が正答を導いているので、
「慣れ」と「落着き」が大事ですね。
中学受験について
以下、中学受験についての個人的な思いです。
(以前の記事の再掲です)
身も蓋もない言い方になりますが、
中学受験はその子の「向き不向き」で決まる部分が大きいです。
才能ではなく、努力でもなく、
一番は「向き不向き」だと私は思います。
私は小学校の時、
日能研で一番上のクラス、
さらにエリアで複数の校舎のトップクラスが集まる特別クラスにも行っていたので、
同級生の多くが開成、麻布、筑駒、桜蔭などの超進学校にいきました。
そんな中、その特別クラスの中位くらいだった私も、
中学受験に向いていた方だったと思います。
しかし、その6年後、
東大で再会したのはその中のほんのわずかでした。
当時、日能研では全然かなわなかったやつが、
高校で挫折し、大学受験をしなかったという話も聞きました。
その子は頭がいいというより、「中学受験向き」だったんですね。
同級生のなかには、
今も天才として活躍している人もいますし、
逆に、小学校当時の成績はたいしたことなく、
結局地元の中学に行ったけど、
経営者として成功して、
今は東大卒の私の数倍稼いでいる同級生もいます。
そういうのを見てきているので、
「中学受験が全てではないし、
この子に合っていないなら、地元の中学でいいや」という、
ある意味、軽い気持ちでやっています。
中学受験ガチ勢からすると、
少し怒られそうな感覚ですが、
妻は中学受験もしていないし、
(公立中→公立高→東大)
夫婦そろって、そういう感じです。
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皆さんは自分の子供を育てるときに、
何を参考にしますか?
自分の親の意見ですか?
それとも、誰かが書いた本やブログですか?
はたまたTwitter、インスタなどのSNSですか?
その中で、
いわゆる「子育て本」を読むこともあると思います。
驚いたことに、
知育本のなかには、
東大と子育て、育児を結び付ける本が非常に多いです。
その中でも、
読んでみてためになった本を紹介しています。
記事に書いた中でも、
この本はとても参考になりました。
小さい子どもに接するときの
いろんな「アイデア」が書かれています。
もちろん書かれている全てをやるのは
無理ですが、
「これはうちの子にあっているかも」と
思えるものだけでも、
やってみてはいかがでしょうか?
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