2歳はだんだん自我も芽生えてきて、
イヤイヤ期ともいわれます。
うちの次女もイヤイヤが激しいときがありました。
そんな子どもに合う絵本選び。
結構むずかしいです。
我が家は、
- ストーリーが入っていること
- しかけがあること
を心がけて、
どんどん「しかけ絵本」を読ませてあげていました。
ストーリーと言っても、
かんたんなお話程度ですが、
それでも子供にとっては面白いものです。
そして、
しかけ絵本(動く絵本)だと
さらに食いつきがいいです。
頭も動かし、手も動かす。
これも知育の一環です。
しかけ絵本の良さと、
我が家で大活躍した(今もしている)、
しかけ絵本たちを紹介していきます。
なお、しかけ絵本に限らず、
気になった絵本は、
絵本ナビで検索してみると、
試し読みもできて、便利です。
しかけ絵本の良さ
普通の絵本ではなく、なぜしかけ絵本がいいか。
それは、読むと同時に、手を使うから。
そして、しかけが動くことが
子供にとっては新鮮だから。
はじめて読むときは、
「こんな風に動くの!」という驚き。
そして、2回目以降は、
「予想したことが、予想通りになる」という喜び。
読むと同時に手を動かすこと、
そして、しかけの動きについて考えること。
とてもいい影響を及ぼしていることを、
2人の姉妹を通して、肌で感じます。
2歳の特徴
成長とイヤイヤ期
2才になると、
2語文などもどんどん話すことも多くなるなど、
言語能力が発達するため、
本に物語が入ってくると、
食いつくようになりました。
2歳の特徴は以下のように言われています。
(少し小難しい文章ですが)
○発声が明瞭になり、語彙も著しく増加し、
東京都教育委員会「就学前教育カリキュラム 改訂版」
自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。
行動範囲が広がり探索活動が盛んになる中、
自我の育ちの表れとして、強く自己主張する姿が見られる。
○盛んに模倣し、物事の間の共通性を
見いだすことができるようになるとともに、
象徴機能の発達により、
大人と一緒に簡単なごっこ遊びを楽しむようになる。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/document/pre_school/files/curriculum2/ikkatsu.pdf
また、イヤイヤ期が始まり、
「魔の2才」とも言われている通りの
行動にでます。
これも上にあるように、
「強く自己主張する姿」と
耐えるしかありません。
うちは長女は、イヤイヤ期はありませんでした。
(パパがイヤという時期はありましたが…)
「魔の2才なんてなかったね」と話していましたが、
次女はイヤイヤ期全盛期は大変でした。
イヤイヤとは違いますが、
読み聞かせについては、
同じ絵本を「もう1回。もう1回」と
何度も要求されることも増えます。
これも自己主張の一つでしょう。
読む方の親は飽きてきていますが、
同じ本でも、子どものリクエストになるべくこたえるようにしました。
自分で読みたい!
我が家では、
長女も次女も、2才頃から、
自分で読むようになりました。
保育園の先生の真似でしょうか、
親に読み聞かせするかのように
絵本を逆むきにして読んでくれます。
そんな姿もほほえましいです。
自分が読んだ方が早いのに、
というホンネは隠して、
ゆっくり娘が読んでいるのを聞いていました。
その際にも、しかけ絵本であれば、
読むだけでなく、プラスして、
「手を動かす」という動きを加えることができます。
単純に読むというだけでなく、
複雑な動作が必要となるので、
子どもたちの知育にもいいと思います。
例えば、こんな「しかけ絵本」はいかがでしょうか
しかけ絵本の中で、
我が家で大活躍したものを紹介します。
(次女は今でも多くを読んでいます)
「やさいさん」
「やさいさん」は、
農家が野菜を収穫するなかで、
いろんな野菜が出てくる本です。
葉っぱだけ地上に出ていて、
ページをめくって、
その葉っぱを引き抜くと、
何の野菜かわかるような仕掛けになっています。
余談ですが、
本物の農家の人にこの絵本を
見てもらったことがあって、
「葉っぱの形がリアルに描かれている」
と感心していました。
その農家の方は葉っぱを見ただけで、
「これはカブだな」とか、「これはサトイモだ。」などと、
なんの野菜か当てていました。
しかけ絵本の意味がないですが…。
「くだものさん」
「くだものさん」は、
「やさいさん」の果物バージョン。
果樹園に収穫にいくと、
果物が木から落ちてくるという本です。
これもリアルに描かれていますし、
やさいさんとくだものさんをセットにしたほうがいいのは、
野菜は土の中に生えているもの、
果物は木にできているもの、
ということが自然と分かるのもいいですね。
「おやさいどうぞ」と「くだものどうぞ」
次のシリーズは、
「おやさいどうぞ」と
「くだものどうぞ」です。
おやさいどうぞについては、
いろんな野菜を包丁で切りますが、
その音も野菜ごとに違う音になっているので、
野菜の特徴が見えて面白いです。
そして、その野菜で
カレーとサラダを作るので、
野菜が食事になっていく過程が見られます。
「くだものどうぞ」は「おやさいどうぞ」のくだものバージョン。
やさいとは違って、その後、何かができるというような工夫はありません。
「おやさいどうぞ」は、
野菜嫌いな子供に読ませてもいいのではと思います。
カレーに入っている具はこういうものがあって、
こういう切り方をするんだよ~、と話しながら、
食育にもなります。
こうやってあらためて整理してみると、
食べ物ばかりですが、
しかけ絵本に限らず、
食べ物を扱った絵本は、
食育にもなるのでお勧めです。
「1から100までかずのえほん」
2才になると、そろそろ数字も教えたい頃。
そんな子供に、
1から100までの数字に親しんでもらうために使いました。
数字が飛び出してくるしかけになっていて、
左には「〇〇が●こ、どうなるの?」と書いてあって、
数字をめくると、「△△が●こ!」と変化します。
(例えば、写真の80このたねは、80本の花に変わります)
数字も100までありますし、
いろんな変化があるので、
3、4才まで読み続けることができます。
絵本にしては少しお高めで、
長い期間使えるので、
プレゼントにもオススメです。
(実は我が家もプレゼントで頂きました)
しかけ絵本の選び方、買い方
そんな「しかけ絵本の選び方」ですが、
いきなり買ってしまうと、
「思ってたんと違う!」となりかねませんので、
まずは、絵本ナビで検索してみてください。
試し読みもできて、便利なサイトです。
子どもが気に入って買う際は、
楽天かamazonがいいと思いますが、
都内や近くの方は「有明ガーデン」もオススメです。
しかけ絵本の注意点
しかけ絵本ですが、
なんでも口に入れてしまう子どもだと、
そのしかけを口に入れたりすることもあるそうです。
誤飲をしないよう、
また、口の中が切れたりしないように、
十分に気をつけたいですね。
まとめ
イヤイヤ期が始まる2才。
魔の2才ともいわれますが、
自我が芽生えるときに、
どういった本を読んであげられるかは
知育にとっても、とても大切です。
我が家では、
読むと同時に手も動かすことになる、
「しかけ絵本」をよく読み聞かせていました。
自分の子供に合う、
「しかけ絵本」が見つかるといいですね。
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