小学1年生、家での勉強で一番大切なこと(ドリルの選び方も)

小学1年生が家で勉強するとき、一番大切なこと。ドリルの選び方も 小学生の勉強
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子どもが小学生になると、
小学校の授業だけでなく、
家での勉強が必要です。

そんな時、一番大切なこと、
それは、
子どもの「やる気」です。

「なにを当たり前なことを」と感じたかもしれませんが、
これほど大切なことはないのです。

東大に行った私も、さくらこさんも、
イヤイヤ勉強した記憶はありません。

勉強は楽しいもの、という記憶が残っています。

それは、幼少期が関係しています。
つまり、家で楽しくできるものが
「勉強」だったのです。

なので私が今、
親になって考えることは、
「どうすれば、子どもが楽しく勉強ができるか?」
ということです。

そのためにも、
やはり鉛筆で紙に書くことが大事です。

特に、小学1年生では、
やはり手を動かすことが大切になります。


我が家ではスマイルゼミをしていますが、
長女の様子を見ていても、
タブレットだけでない達成感を、
紙と鉛筆はもたらしてくれます。

そのためには
学校の教科書だけではものたりないので、
「ドリル」を買う機会もあると思います。

ただ、ドリルの種類が多すぎて、
どれがいいか、よくわからないということもあると思います。

我が家もそうでしたので、
小学1年生用のドリルを、
どう選んだのか、今どう教えているのかについて書きます。

ドリル探しの参考にお役立てください。

  • 対象年齢は「小学1年生」「小学2年生」
  • どんなドリルを選んだか
  • ドリルを教えるときに心がけていること

3年生から先は、
塾なども本格的に始まるし、
中学受験するのかどうか、どの中学を目指すのか、
などによって違うと思いますので、
対象としては小1、小2くらいです。

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一番大事なのは子どもの「やる気」

なにより大事なのは
「子どもが勉強を嫌いにならないこと」です。

そのためには、
まずは手に取ってもらうこと。
とにかく子供の「やる気」が出るかが大事。

それを最優先にしましょう。

自分の子供がどうすれば、やる気が出るか。

かっこいいものなのか、
カワイイものなのか。
勉強のあとの公園なのか、
ゲームなのか。

とにかく何でもいいので、
それを考えて、
とにかく子どもが勉強道具を手に取ることができることが大切です。

たとえば、我が家の場合。

長女のひなちゃんは
すみっコぐらし大好きです。

保育園ではやっていたからですが、
トカゲが好きな様子。

なので、そのドリルを買いました。

しかも、
かわいいシールがついています!

子どもってなんであんなにシール好きなんですかね。
不思議です。

買った結果としては、
すみっコがカワイイからという理由だけで、
ドリルを開いたりします。

とにかく勉強が楽しいと思えれば、
きっかけはなんでもいいのです。

そして極論すれば、
小学1年生、2年生が自分から
手に取って勉強するようになれば、
半分は勝ったようなものなのです。

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教科は、国語と算数だけでOK

全教科について、
親が教えるのは到底「無理」です。

小1では、
基礎となる「国語」「算数」をしっかり教えましょう。

全ての教科の基礎になります。

我が家では、ついでに、
自分たちの小学校時代に習っていない「プログラミング」
家では教えようとなりました。


が、これはあくまでついでなので、
重要なのは「国語」と「算数」です!

国語のドリル

国語では、
文章を読む練習とともに、
その文章から何か学べるものがあればいい、

と思います。

ですので、
人のからだことわざについて
書かれたドリルを買いました。

おはなしドリル 人のからだのおはなし

このドリルは、
からだの仕組みを文章題で学んでいきます。

例えば、「かみの毛はどのようにのびるの?」
「おなかがへるのはなぜ?」といった疑問が、
見開き2ページで説明されるようになっていて、
文章題が3~4問ある形です。

ひなちゃんはからだの仕組みが好きなので、
桜子さんが買いたいと言って購入しました。

ママの狙い通り、よく読んでいます。

大人でもなかなか説明できないこともあるので、
結構面白い内容です。

おはなしドリル ことわざのおはなし

このドリルは、
ことわざ1つを2ページの物語で説明してくれるものです。

ことわざを学んでほしいということで、
買ってやらせてみたら、
意外と楽しいってことで続けています。
これはパパの作戦勝ち。


ただ、正直、
「これ小1で覚える?」ということわざも多いです。

「情けは人のためならず」

「猫の首に鈴をつける」とか、小1で勉強するんですね。

ほかにも「壁に耳あり、障子に目あり」の話では、
障子を見たことがない長女の「障子ってなに?」と
いう質問に答えるのに一苦労でした。

これは大当たりで、
3か月で終了して、
小1の6月からは、2年生用のドリルをやっています。

小学2年生のドリルになると、
漢字も多くなってきて、
漢字の勉強にもなり、一石二鳥です。

算数

計算は「スマイルゼミ」が最適!

ひなちゃんは小学校入学前までに
繰り上がりの足し算はさせていて、
計算は「スマイルゼミ」で
やっているので問題なしと判断。

なぜ「スマイルゼミ」選んだのかは、
下の記事をご覧ください。

計算については、
紙よりタブレットの方が断然いいです。

例えば、1桁の足し算は、
考えるものではなく、覚えるものです。

そして、覚えるためには、
さくさくできるタブレットの方が効率的です。

長女は1桁の計算を
毎朝80~100問くらいしていますが、
かかる時間は10分以内。

紙で100問やろうと思ったら、
その分の問題も用意しなくてはいけないし、
書く、間違えたら消すなどの時間もかかるので、
タブレットの方が圧倒的に効率がいいです。

また、ただの足し算に音がついたり、
ゲーム性もあるので、
計算が楽しくなります。

すみっコぐらし学習ドリル 小学1年のたんいとずけい

計算以外の、
じっくり考えたほうがいい分野については、
紙のドリルも購入しました。

そのなかで、長さや時計は家で教えられるけど、
広さと”かさ”は家で教えるのは難しいなと思い、
なかなか家でも教えられないものということで、
すみっコのドリルを買いました。

プログラミング

すみっコぐらし学習ドリル 小学1・2年 はじめてのプログラミング

小学生も1人1台タブレットの時代になりました。

コンピュータを動かすことはもちろん、
その土台となる考え方を学ぶことが大事です。

プログラミングは、その基礎を学べるかなと思い購入。
これもすみっコです。

なお、小学校のプログラミングについては、
何も知らなかったので、文科省のHPを調べたら、
いろいろ書いてありました。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm

なんかいろいろ書いてありますね。
(流し読みしただけ)
要は「プログラミング思考が大事で、
国としてもプログラミング思考を重視する教育に
力を入れていくということが書かれています。

小1で2進法!?

このドリルの最後に、
2進法を使って、
片手で31まで数えられる数え方が紹介されていました。

小1で2進法まで…。
今の小学生はすごいです…。

プログラミングをYouTubeでも

簡単なプログラミングであれば、
パソコンでできますので、
YouTubeを見ながら、実践することができます。

プログラミング思考を紙で勉強しつつ、
実際にパソコンを使って、動かすことで、
さらに理解が深まること間違いなしです。

うちでも長女がYouTubeを見ながら、
家のパソコンで簡単なプログラミングを始めました。

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小1に教えるときに心がけていること

正解かどうかは二の次

私(オースケ)が心がけていることは、
「正解かどうかは二の次でいい」ということ。

もちろん正解であれば全力でほめるのですが、
間違っていても、
その問題の正解を見つけることだけが
家庭学習の目的だと思っていません。


例えば、文章題のドリルでは、
答え合わせをするだけではなく、
「今読んだ話はどういうお話だったか」ということを
自分の言葉で説明してもらうようにしています。

「それはどうしてなんだろうね」などの
疑問を投げかけつつ、
今自分が読んだ話を、
子どもが自分の言葉で説明できるように聞いています。

子どもなりにしっかり要約して教えてくれます。

他にも、算数なら、
間違えた問題は
「なぜ間違えてしまったのか」を考えさせるなど、
正解かどうかよりもなぜそうなったのか、
を考えさせるようにしています。

勉強するのはリビング

ほとんどの育児本にも書かれていますが、
東大生の多くは、小さいころ、勉強は子供部屋ではしていません。

私も、桜子さんも、小さい頃は、
リビングで勉強していました。

小1など小さいときの段階では、
勉強は親が一緒にやってくれるものということが大事です。

我が家の失敗談

今も試行錯誤しながら教えていますが、
これは失敗だったなというのがあるので、
それを「告白」していきたいと思います。

  • 簡単すぎる or 難しすぎる
  • 興味がない話
  • 設問の意味がわからない
  • 受験テクニックを教える

簡単すぎる or 難しすぎる

「子どものレベルに合わせたものにしましょう」ということ。

できれば、少しだけ難しいものを。
(そのあんばいが難しいんですが…)

長女(ひなちゃん)が年少の時ですが、
「めいろ」のドリルを買ってきました。

簡単すぎて、すぐ終わってしまったんです。

買うときには中身も大して見ずに買ってしまったのですが、
正直、「え?これで800円?」というものでした。

「これ高かったから、もう少しゆっくり解こうよ」
なんて言えませんから、
事前に中身もしっかりチェックしましょう…。

興味がないお話だった(特に国語)

子供にとって興味がないお話の読解問題を出しても、
全く勉強が進まないということです。

本当は、親も興味がある話題にできるとさらにいいですね。
親が答え合わせのときに読むのも苦痛だと困ります。

国語で買ったドリルで問題文となる文章が
つまらない。ほんとつまらない。

「もうこれやらなくていいよ」と、
親の方がさじをなげてしまいました。

それからは、
子どもの興味がある分野の文章を読ませようとドリルを探し、
長女のひなちゃんは、
体の仕組みに興味があったので、
そういうことが書かれたドリルを探しました。

子どもによって興味がちがうと思いますので、
とにかく勉強が嫌いにならないことを最優先にすることが大事です。

問いの意味がわからない問題だった

これも国語のドリルです。
個人的には国語のドリルの選び方が
一番難しいと思っています。

今使っているドリルの中にも、
「小学生にこのような問い方をして意味があるのか」
という問題があります。

例えば、下のような問題です。

「理ゆうをせつ明した文の、
はじめの三字を書きましょう。」って、
長女も意味わからず、
聞かれた私もすぐには意味わかりませんでした。

3回読んでようやく意味がわかりましたが、
もう少し設問をわかりやすくしたほうがいいのでは?
と思ってしまいました。
(小学1年生用のドリルですから)

特に小学1、2年生は、
答えが合うことよりも、
物語を読んでその要約ができたり、

それを人に説明できたりできる能力の方が大事だと思っています。

受験テクニックを教えてしまった

受験戦争の悪い癖が抜けていないのかもしれませんですが、
「受験テクニックのようなもの」
教えてしまったことがあります。

あるドリルで、
「この理由はなんですか」と聞かれている質問に、
なかなかひなちゃんが答えられず、
「理由が書かれているのは、
とにかく『~~だから』と書かれている文を見つければいいんだよ」
と言ったことがあります。

ひなちゃんは不服そうながら、
その文を答えに書いていました。

答え合わせをすれば「○」です。
でも、意味ないです。
子どもは理解していないから。

子供が間違えたときに、
なぜその答えになってしまったのかを一緒に考える、
問題の答えが間違ってきたからといっても否定はしない。

子どもは子どもなりに考えています。

話を聞くと、確かに子供が言うことにも一理あったりして、
あーなるほどなと思うこともあります。

それでも「こっちの答えのほうがいいんじゃないの」
と言うと子供が納得したり、
「いや、娘の答えでもあってるんじゃないか」と思ったり。


もちろん時間はかかりますが、
間違った答えだとしても否定ではなく、
話しあいながら答えを探していくのが大事だ
と実感しました。

まとめ

子どもが家で勉強するとき、
一番大切なことは
子どもの「やる気」です。

東大に行った私も、さくらこさんも、
家で楽しくできるものが
「勉強」でした。

「どうすれば、子どもが楽しく勉強ができるか?」
ということを最優先に考え、
ドリルなどを選んでいきましょう!

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